資産として何も手元に残らない!

賃貸はただ借りるだけ

賃貸生活をするデメリットは資産として何かが残るわけではないことです。賃貸生活では毎月家賃を支払わなければなりません。住宅を購入したり建てたりした場合にも住宅ローンを利用することが多いので、毎月少しずつ返済しなければならないでしょう。毎月の支出があるのは賃貸でも持ち家でも同じです。しかし、持ち家の場合には住宅ローンを完済したら資産として住宅や土地が手に入ります。賃貸の場合には住宅をただ借りるだけなので、オーナーに対していくら支払いをしたとしても手元に残るものは何もありません。住宅を購入するのとは違って、資産として価値のあるものを手に入れられるわけではない点には注意して賃貸生活を選ぶことが必要です。

賃貸は資産にはならなくてもメリットはある

賃貸生活ではいくら家賃を支払っても資産を手に入れることはできません。しかし、資産を管理しなくて良いメリットはあります。住宅を購入してから年月が経っていないうちは建物にも高い価値があります。すぐに売却すると高く売れる可能性がありますが、数十年が経過するともはや買い手がつかなくなることもあるので注意が必要です。賃貸の場合には資産として建物が手に入るわけではないので、売却や解体などの検討をすることは必要ありません。資産になってしまうと、住まなくなったときに空き家になって管理を求められることもあります。住んでいなくても固定資産税や都市計画税がかかるので、資産になるデメリットも念頭に置いて考えると良いでしょう。